平素より弊社サービスをご利用頂き誠に有難うございます。
2023年10月にGmail、及びYahooのメール送信者ガイドラインがアップデートされました。
このガイドラインでは2024年2月1日以降、Gmailアカウントに1日あたり5,000件以上を超えるメールを送信する送信者は送信ドメインにSPFレコード・DKIM署名・DMARC等のメール認証の設定が必要となっております。

ホスティングサービス・メールサービスでは、不正メールの対策強化を目的とし、メールの信頼性・セキュリティの向上に向け以下のように対応を進めてまいります。

記

対象

弊社ホスティングプラン（ドメイン・レンタルサーバー）をご契約のお客様
弊社メールプランをご契約のお客様

概要

SPFとは届いたメールが正当な送信サーバーから配送されてきたかどうかを検証する仕組みです。
メールを受信したサーバーはメールのFromに記載されたアドレスのドメインについて権威DNSに問合せ、SPFレコードを参照します。SPFレコードに記載されたIPアドレスとメールを配送してきた送信サーバーのIPアドレスを付合せ一致するかどうかを検証します。

DKIMとは送信メールの改ざん・なりすましを防ぐ技術となり、送信メールの信頼性向上やメール到達率の向上が期待できます。

DMARCはドメイン管理者がメールの取り扱いをメールを受信したサーバーへ宣言できる仕組みです。
受信サーバーはメールのFromに記載されたアドレスのドメインについて権威DNSに問合せ、DKIM/SPFの検証結果から届いたメールを破棄したり、隔離したり、または何もせず宛先に配送します。

対応につきまして

SPFレコードにつきましては導入済みです。
DKIM・DMARCにつきましては順次導入を予定しております。

※お客様個別でサーバーを指定している場合、個別で設定が必要な場合がございます。

補足

1日あたり5,000件以上のメールを送信する送信者に対して、SPF、DKIM、DMARCの全てに対応している必要があるという内容のため、大量メールを送信されるお客様以外については既存のSPFレコード設定のみでDKIM、DMARC対応ができていない事による影響は少ないものと考えられます。
規制のポリシーに関しましては、Google社、Yahoo社の判断基準によるものとなりますので2月1日以降の運用が開始されてみないと影響が分からない点がある事についてご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。

今後の安定したサービス運用のため何卒ご理解ご協力のほどお願い申し上げます。